SubTractor
Matrix


SubTractor + Matrix


シーケンサーの選択は好みによります。
REASONのメインシーケンサーはきめ細かい編集が可能ですが、
Matrixでは、単調なフレーズを繰り返すシンセベースやシンセ音
のリズムシーケンスなど、ちょっとした短いパターンやフレーズの
ループならイメージした音を手軽に表現できます。


まずは、Mixer、SubTractor、Matrixをラックにマウントし、Matrix
のゲートを打ち込んで音の出る状態にしてください。あるいは、
stmx001.zip をダウンロードして解凍し、読み込んでください。
このままではシンプル過ぎて長く聴くに耐えないノイズですが、
これに手を加えて気持ちのいいループを組み立てていきます。
それぞれのモジュールに関しては MixerSubTractorMatrix
も参照してください。


SubTractor + Matrixの組み合わせでループを組み立てるには、
リアパネルのシールドの接続状態についても把握しておいた方が
まったく知らないよりは何かといいかもしれません。メニューから
Options → Toggle Rack Front/Rear を選択するか、Tabを押して
リアパネルを表示させてください。画像での確認は コチラ

SubTractor の Audio Output / Main から Mixer に行ってるのは
ライン出力なのでとりあえず気にすることはないです。ループを
組み立てる上で大きく関わってくるのが、CV / Gate です。

SubTractor

Matrix

SubTractor をマウントしてから Matrix をマウントすればあらかじめ
CV / Gate が標準的なセッティングで接続されているので、最初は
ここもそのままでいいです。

Default Song.rns を変更していなければ、REASON 起動時や新規
作成時に読み込まれる曲データでは、Matrix の Curve CV は
SubTractor の Filter 1 Freq に接続されていますが、マウントした
直後はこのジャックは空いています。まず最初はこの Curve CV を
色々なジャックに接続して遊んでみましょう。


Matrix とりあえず Default Song.rns に習って
Filter 1 Freq に接続してみます。マウス
のドラグドロップで簡単に接続できます。
接続可能なジャックが赤で強調表示され
るのはとてもわかりやすいです。

シールドの動きが妙に弾力感があって
視覚的にも楽しめますね。
SubTractor


Matrix Matrix で Curve CV を打ち込むにはフロントパネルで
入力モードを切り替えます( Keys は Note CV です)。


Matrix GATE を打ち込んだ時と同じ要領でマウスを
ドラグドロップして入力していきます。打ち込む
場所はキーの入力と同じフィールドです。

このままでは音に変化がありませんが、それは
マウント時にはレゾナンスがゼロだからです。
フリケンシーやレゾナンスを調整しながら
打ち込んでみてください。

たとえばこんな感じにもなります。 stmx002.zip


慣れてくれば複数台の Matrix で SubTractor を制御するなど、
音作りのイメージや発想の幅も広がりますが、そのためにも最初
はひとつずつ動作や効果を確認して理解していくのがベターです。


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