ここで、ごく簡単に CV / GATE について触れておきます。
ピアノやギターなどのように人間が直接楽器を演奏せずに
シンセサイザーなどの機械に自動演奏させるためには、
何らかの方法で演奏情報を命令しなければなりません。
SC-88 などの DTM なら MIDI 信号がその命令にあたります。
演奏情報を大雑把に分けると、音の高さ、大きさ、長さ、
などでしょうか。まだ MIDI が無い頃のアナログシンセを
制御するには、音の高さや大きさなどの音色を構成する要素を
CV で制御し、楽曲を構成する要素である音の長さを GATE で
制御する、という方法を採用したアナログシーケンサーで
自動演奏させていた、というわけです。
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